２０２２年度(令和４年度）の最後の画面
Last update: March 27, 2023 （論文公開・受理、訪問記）
今井智葉さんがクラーク農学賞を受賞いたしました！！素晴らしい！
今日は卒業式でした（3/23)。本当におめでとうございます。これからのみなさんの飛躍を心から期待しています。でも、いつでも戻っておいで！！
菅さんがIAEAで行った研究紹介をIAEA CRPのPot cultivation groupで研究紹介をオンラインで行いました。"Predicting cesium dynamics and uptake using MIRS"研究は終わりませんでしたが、素晴らしい道筋をつけてくれました。
高CO2環境下でのワラジムシのリター分解の役割が紹介されました（小池）樹木医学2023, どんな内容
小池先生の書籍が出版されました。「木本植物の被食防衛」、気候変動下の植物の応答まで視野に入った書籍となります。渡部先生と北岡さんの執筆章もあります。どんな内容
今年はたくさんの学生、研究生の方が旅立ちます。3/13に研究室でお祝いの会を開催いたしました。心からおめでとうございます。
土壌肥料学雑誌の講座「放射性セシウム研究の進展と土壌肥料学の貢献」の最終章「残された課題」（信濃、塚田）が受理されました。
強力な酸化物質のオゾンの毒性ほどに関わるエチレンジウレア（EDU）の研究内容がSTOTENに公開されました（小池、他）どんな内容
研究室のインスタのフォロワー数が１００人をようやく超えたそうです。この勢いで頑張るのでよろしく。
2023.03.03にDr. Christiana Staudinger（オーストリアBOKU大学）によるRhizosphere process in plant stress tolerance and nutrient uptakeのセミナーを開催いたしました。ポスター
卒論発表会が無事に開催されました。５名の勇姿です。おめでとうございます！
丸山先生の日本土壌肥料学会奨励賞の要旨が公開されました。要旨
2023.02.16-24のインド訪問記を公開します（食べ物ばかりですが）。
2022.12.16-25のボリビア訪問記を公開します（同上で食べ物ばかり）。
2022.11.26-12.02のウィーン訪問記を公開します（あまり仕事の内容は載せて見ません。まだ公開したくない内容が色々あるので。知りたい人は研究室に来られたし！）ウィーン訪問記
2022.10.26-29のベトナム訪問記−2022年度３回目-を公開します。２０２２年３度目の訪問でした（さらに食べ物ばかり）。
2022.07.30-08.06のスコットランド訪問記を公開します
第22回国際土壌科学会議への若手からの参加報告が土肥誌に掲載されました。日本土壌肥料学会誌94(1), 78-79, 2023（村島、他）
SSPN 68(5)に掲載されKan et al. (2002)の和文要旨が土肥誌に掲載されました。日本土壌肥料学会誌94(1), 88, 2023（菅、他）
インドで招待講演を２度行いました。内容は少し変えましたタイトルはいずれも
"Radioactive cesium transfer from agricultural soil to crops"
International Conference on Climate Resilient Agriculture for Food Security and Sustainability (CCS Haryana Agricultural University, Hisarにて）2023.02.17
8th International Conference on Wildlife-Biosciences, Biotechnology Innovations and Avant-garde Genetic Technologies (College of Veterinary Science and Animal Husbandry, Mathuraにて）2023.02.21
土壌の種類によるカリウムの植物への供給能を評価するためにQ/I法が適切であることをまとめた論文がArchives of Agronomy and Soil Scienceに公開されました（Shinano 他、農研機構との共同研究）https://doi.org/10.1080/03650340.2023.2172166 どんな内容
コマツナの表面と内部を汚染した放射性セシウムの調理過程における挙動の解析をまとめた論文がJournal of Food Protectionに公開されました（Shinano, Maruyama他、農研機構、福島県との共同研究）https://doi.org/10.1016/j.jfp.2023.100060 どんな内容
２月６日に修論発表会が行われ、全員の合格が認められました。最後の追い込みはみんな大変でしたが良く頑張りました。
窒素の獲得と利用に関しての視点からシダと裸子植物の生態戦略を解析した論文が受理されました(Watanabe他、成都師範学院との共同研究）Annals of Botany https://doi.org/10.1093/aob/mcad009 どんな内容
K欠乏の大豆が分泌する代謝産物に関しての論文が受理されました（Shinano 他、山形大学との共同研究）Soil Science and Plant Nutrition https://doi.org/10.1080/00380768.2023.2166775 どんな内容
K施肥がCs吸収抑制のみではなく、Srの体内分配に影響を与える内容の論文が受理されました（Shaifudin et al.、農研機構との共同研究) Soil Science and Plant Nutrition https://doi.org/10.1080/00380768.2023.2166775 . どんな内容
トドマツのFv/Fmに及ぼす季節変化の影響の論文が公開されました。（菅井、渡部、他、林業試験場との共同研究）Journal of Forest Research https://doi.org/10.1007/s11676-022-01592-0
ベトナム在来イネの耐塩性に関する研究の論文が公開されました。（渡部、他、北大植物育種学研究室との共同研究）Rice https://doi.org/10.1186/s12284-022-00613-0 どんな内容
光質がトマトの品質に与える研究の論文が公開されました。（渡部、他、東北大との共同研究） International Journal of Molecular Sciences https://doi.org/10.3390/ijms232113288 どんな内容
開放系オゾン付加施設で生育させた樹種の病虫害と成長の季節変化に関する論文が北方森林保全技術に公開されました。（北岡、渡部、小池、他、北大北方生物圏フィールド科学センターとの共同研究）どんな内容
22nd World Congress of Soil Scienceへの参加報告の報文が土壌肥料学雑誌に掲載されました。2022.12. 93(6), 430-431 https://doi.org/10.20710/dojo.93.6_430 (当真、矢内、信濃、北大土壌学研究室との共同研究）
理研にて開催されるCarbon Neutral ProjectのKOMで講演をいたします（2023.01.06, Closed session)。The Role of Carbon in the Rhizosphere (Takuro Shinano)
各種野菜の放射性セシウム吸収と土壌の交換性カリの関係の論文が受理されました（信濃、丸山、他、福島県農業総合センター、農研機構との共同県k中）Soil Science and Plant Nutrition. どんな内容
Twitterからmastodonに教授からの情報発信を変更しました。
カラマツ苗の肥培、菌根菌、乾燥の単独and/or複合的影響に関する論文が公開されました（小池、他）どんな内容
土壌肥料学会のポスター賞の賞状が届きました。永山さん、おめでとうございます。賞状
同学会の若手口頭発表賞の賞状が届きました。京都府立大学との共同研究の成果です。賞状
Eat-Lancett委員会レポートを翻訳いたしました。こちらからどうぞ。（7:00-23:00までDLできます）どんな内容（リンク修正いたしました）
光質がトマト果実に与える影響をマルチオミックス解析により明らかにした論文が公開されました。(Watanabe et al.)どんな内容
東アジアにおけるオソン濃度上昇が下に置ける都市域樹林地の活⼒と健全性に関しての論文が公開されました（小池、渡部）どんな内容
１０月１日より新しいメンバーが加わりました。社会人博士として中川卓也さん、３年生４名がが参画です。メンバー紹介にデビューしました。
１２月７日に作物栄養学セミナーを開催いたしました。
タイトル：「土壌肥沃度の時空間的な評価と管理」
演者：矢内純太 教授 京都府立大学 ポスター
１２月７日に新規採択ムーンショットに関連したワークショップを開催いたしました。WSでは北大代表の工学部佐藤先生より「工学屋が考える風化促進をネガティブエミッション技術に昇格させる戦略」のお話をいただきました。
2022年度研修旅行（長崎、福岡）を行いました（１２月）。
今回は諫早干拓事業、雲仙・普賢岳、九州大学での大豆試験などを勉強させていただきました。九大新では九州大学、佐賀大学と北大作物栄養のメンバーでワークショップも開催いたしました。
⽊本植物におけるオゾンストレスの指標化としてのフォフィチンの検討に関する論文がJournal of Forestry Researchに掲載されました。（小池ほか）
2022年ムーンショット型開発研究事業に採択された、「大気からCO2を効率的に回収・固定化する新たな風化促進技術"A-ERW"の開発」がプレスリリースされました。北大プレスリリース
根の遮蔽板を利⽤したニセアカシア苗⽊の萌芽根系の成⻑制御
Kitaoka, S., Matsunami, S., Wang, Y., Fujita, S., Kobayashi, M., Hrata, T., Koike, T. がAnnals of Applied Biologyに公開されました。
（Editor's Pick-up論文に選出されました）どんな内容
⽯灰質⼟壌における⼟壌栄養、微⽣物組成、カホクザンショウ（華北⼭椒）に及ぼすバイオチャーの影響 Mao, Q., He, B., Ma, M., Wang, L., Koike, T. and Agathokeous, EがJournal of Forestry Researchに公開されました。どんな内容
M2の鈴木さんファーストオーサーの論文が公開されました！！
Title: The ratio of plant 137Cs to exchangeable 137Cs in soil is a crucial factor in explaining the variation in 137Cs transferability from soil to plant .
Journal: Science of the Total Environment どんな内容
pdfが１２月２日まで公開されています。こちらから
丸山先生の受賞論文が掲載になりました。こちらからどうぞ 論文
１０月１１日に幌延深地層研究センターの視察を行いました。
土壌肥料学会の若手ポスター発表優秀賞を永山さんが受賞いたしました。「ミナトカモジグサ菌根共生系にお けるリン獲得の菌種特徴的分子機構」永山航平・菅井徹人・ 佐藤匠・神山拓也・ 市橋泰範・渡部敏裕・ 信濃卓郎・丸山隼人
土壌肥料学会の若手口頭発表優秀賞を京都府大の東さんが受賞しました（当研究室も共同研究として参画しています）「土壌‐作物系への岩石散布に伴う風化促進による炭素隔離および作物生育の Co-benefit の検証」東和喜・中尾淳・信濃卓郎・万福裕造・久保堅司・丸山隼人・佐藤孝・矢内純太
幌延深地層研究センターにて
１０月５日に東京で開催されるEU主催のワークショップ「Farm to Forkプロジェクトー持続可能な食糧システムに関する欧日ダイアログ：生産から消費まで」でモデレーターを担当しました（信濃）
ブラジル・サンパウロ大学のAkemi Niitsu博士が３月まで研究室におられます。
カーボン・ファーミング〜環境型再生農業 最前線〜
放送日時 NHK BS1
2022年8月11日（木・祝）21:50〜22:39の中で高崎量子研、青森環境科学研との共同研究の一部が紹介されました。NHKオンデマンドで配信中
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2022122221SA000/?np_banID=top_nw_m_122221
農学部/農学研究院の「研究者の声」に農学人Vol.7として紹介されました。ページ
新設された農学研究院の研究プロジェクトに「根圏ライブイメージング」の研究が紹介されました。ページ
Hokkaido University Summer Instituteの講義(7/19)の様子が以下のSNSに紹介されました（信濃）
6/22にM2の菅さんがIAEAのワークショップにおいて発表を行いました（オンライン）Title: Analysis of absorption and accumulation mechanism of radiocesium by white lupin. by Ayane Kan.
6/2に作物栄養学セミナーを広島大学の和崎先生をお招きして開催いたしました。
題目：「クラスター根を形成する植物の低リン適応戦略」ポスター
内林さんが博士後期課程で新たな研究室メンバーとして参画されました（北大DXフェローシップに採用されました）。
日本土壌肥料学会の動画配信サイトから昨年行ったシンポジウムの内容に基づいて再録画した内容が配信されました。
シンポジウムのチャンネルはこちらからClick
「これから歩む道－日本土壌肥料学会・日本学術会議の役割」信濃 卓郎（北海道大学）https://youtu.be/doh_alv5zn0
4月7日１０時より作物栄養学セミナーを開催いたしました。
演者：中尾淳（京都府立大学）
題目：「土壌鉱物の特性とセシウム挙動との関係」 ポスター
予算関連 ２０２２年度新規採択分
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NEDOムーンショット「岩石と場の特性を活用した風化促進 技術“A-ERW”の開発」（分担 信濃、渡部、丸山）2022-2024
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「までいな心の復興」事業ー飯舘村「美味しい農産物」営農体験と担い手確保促進事業 （分担 望月、丸山、信濃）2022
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ロバスト農林水産工学国際連携研究教育拠点構想「気候変動がもたらす土壌ー植物境界でのセシウム等の元素動態の変動解析」（代表 信濃）2022
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飯島藤十郎財団「福島県浜通り地域での根菜類、カボチャの放射性セシウム移行抑制と調理加工による濃度低減」 （代表 信濃）2022
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マメ科植物ルーピンの放射性セシウム吸収と分配に関わる輸送体の探索（放射能環境動態・影響評価ネットワーク共同研究拠点重点共同研究）（代表 丸山）2022
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土壌のOrgano-mineral中の放射性セシウムの植物利用について（放射能環境動態・影響評価ネットワーク共同研究拠点重点共同研究）（代表 信濃）2022
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根圏効果による土壌の放射性セシウム動態への影響解析（放射能環境動態・影響評価ネットワーク共同研究拠点重点共同研究）（代表 渡部）2022
予算関連 ２０２２年度継続分
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2019年に採択されたIAEA CRP D15019 "Remediation of Radioactive Contaminated Agricultural Land"の契約が31 December 2024まで延長されました（代表 信濃）
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科研費基盤C「二次元イオノミクスの開発と植物栄養学への応用」（代表 渡部）
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科研費基盤C「菌根形成時のリン獲得経路を制御する分子機構の解明」（代表 丸山）
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科研費基盤C「植物標本を用いた大規模な蛍光X線解析調査と植物の元素集積に関する情報基盤の構築」（分担 渡部）
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持続的作物生産に向けたクラスター根の形成能とリン供給能の活用（基盤A分担、渡部、丸山）2021-2024
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作物の生理障害の機構解明におけるブレークスルーテクノロジーの開発と検証（基盤A分担、渡部）2021-2024
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果樹の土壌微生物叢に着目した農業生態系の解明プロジェクト（代表 NTT西日本、分担 丸山、信濃）
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農林水産省委託事業「特定復興再生拠点区域等の円滑な営農再開に向けた技術実証」（分担 信濃）
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JICA草の根技術協力事業「日系人社会が牽引する持続的な農業生産システム確立のための支援」対象国：ボリビア（分担 信濃）
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「ムーンショット型農林水産研究開発事業・文部科学省」土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築 （栽培圃場担当ー北海道ー 丸山、信濃）(2021-2025)
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業績関連（２０２２年度）
・強力な酸化物質のオゾンの毒性ほどに関わるエチレンジウレア（EDU）の研究内容がScience of Total Environmentsに公開されました
Ethylenediurea protects against ozone phytotoxicity not by adding nitrogen or controlling stomata in a stomata-unresponsive hybrid poplar
https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2023.162672（Koike et al.）どんな内容
・土壌の種類によるカリウムの植物への供給能を評価するためにQ/I法が適切であることをまとめた論文がArchives of Agronomy and Soil Scienceに公開されました。Potassium buffering characteristics and detectioin of soils with challenges in evaluating radiocesium uptake risk of rops by exchangeable potassium（Shinano et al.） https://doi.org/10.1080/03650340.2023.2172166 どんな内容
・コマツナに付着あるいは吸収された放射性セシウムの調理による動態についての論文がJournal of Food Protectionに公開されました。Reduction of Radiocesium in Internal- and Surface-Contaminated Komatsuna (Brassica rapa var. perviridis) during Washing and Processing. (Shinano et al.) https://doi.org/10.1016/j.jfp.2023.100060 どんな内容
・各種野菜の交換性カリと放射性セシウムの移行係数に関する論文がSoil Science and Plant Nutritionに公開されました。Radioactive Cs transfer to vegetables after FDNPP accident. (Shinano, Maruyama, et al.) https://doi.org/10.1080/00380768.2022.2152263
・カラマツのコンテナ苗に対する肥培、外⽣菌根菌の接種、そして乾燥に関する単独、そして複合影響に関してJournal of Frestry Researchに公開されました(小池 他）どんな内容
・光質がトマト果実に与える影響をマルチオミックス解析により明らかにした論文がInternational Journal of Molecular Sciencesに公開されました (Watanabe et al.) どんな内容
・東アジアにおけるオソン濃度上昇が下に置ける都市域樹林地の活⼒と健全性に関しての論文がVegetation, Dynamics, Changing Ecosystems and Human Reponsibility (Intech)に公開されました（小池、渡部）どんな内容
・根の遮蔽板を利⽤したニセアカシア苗⽊の萌芽根系の成⻑制御 がAnnals of Applied Biologyに公開されました。（北岡、小池、ほか）（Editor's Pick-up論文に選出されました）どんな内容
・⽯灰質⼟壌における⼟壌栄養、微⽣物組成、カホクザンショウ（華北⼭椒）に及ぼすバイオチャーの影響がJournal of Forestry Researchに公開されました。（小池、ほか）どんな内容
・移行係数に変わる新しい土壌から植物への放射性セシウムの移行の評価法を提案しました。The ratio of plant 137Cs to exchangeable 137Cs in soil is a crucial factor in explaining the variation in 137Cs transferability from soil to plant.が Science of the Total Environmentに公開されました（鈴木、丸山、渡部、信濃、他） どんな内容
・異なる光環境に生育するブナ葉におけるタンニンの分布に関する論文がActa Physiologiae Plantarumに公開されました。（北岡、小池、他） どんな内容
・信濃卓郎 書評：「土を育てるー自然をよみがえらせる土壌革命―」著者 ゲイブ・ブラウン, 作物生産と土づくり, ８・９月号, 2022, 42-43
・Revised consensus document on the Biology of Rice (Oryza sativa L.)の改訂稿が公開されました（信濃、他） どんな内容
・ルーピンの根の局所的な低リン応答機構に関する論文がSoil Science and Plant Nutritionに受理されました（菅、丸山、青山、渡部、信濃、他）M2の菅さんが４年生の時に行った実験を追試を加えてまとめた内容です。https://doi.org/10.1080/00380768.2022.2104103 どんな内容
・苗木の乾燥耐性に関わる論文がEuropean Journal of Forest Researchに公開されました。(北岡、他）どんな内容
・昨年行われたリトアニアとの合同セミナーの内容に関して以下の論文がEurasian Journal of Forest Research誌に公開されました。全文公開
1) The role of potassium on the remediation for the radiocesium contaminated soil （信濃、丸山、渡部、藤本、鈴木）どんな内容
2) Responses of ectomycorrhizal diversity of larch and its hybrid seedlings and saplings to elevated CO2, O3, and high nitrogen loading （渡部、小池、他）どんな内容
7) Basic understanding of aluminum accumulator plants （渡部）どんな内容
9) Application of a new film for horticultural use to convert UV-light to photosynthetic active radiation （北岡、信濃、他）どんな内容
・「土から生まれる美味しさと安心とは」日本土壌肥料学雑誌, 93(2), 83-88（信濃、他）どんな内容
・「リトアニアの森林と林業」海外の森林と林業（北岡、渡部、小池）どんな内容
学会、シンポジウム、講演会発表
終了分
Ayane Kan Analysis of absorption and accumulation mechanism of radiocesium by white lupin. CRP (FAO/IAEA) 2022.6.22 (Online)
Shinano, T. Plant root and soil. CRP (FAO/IAEA) 2022.05.10 (Online)
菅あやね マメ科植物ルーピンの放射性セシウム吸収と分配に関わる輸送体の機能解析 ERAN フラッシュトーク 2022.05.16. Tsukuba (Online)
圓尾明子 根圏効果による土壌の放射性セシウム動態への影響解析
ERAN フラッシュトーク 2022.05.16. Tsukuba (Online)
鈴木政崇 土壌のOrgano-mineral中の放射性セシウムの植物利用について ERAN フラッシュトーク 2022.05.16. Tsukuba (Online)
信濃卓郎 短半減期炭素を用いた根圏ライブイメージング 第１回 北海道大学－東北大学連携による食・農領域放射光利用シンポジウム 2022.06.30
丸山隼人、菅あやね、浅枝愉史、久保堅司、古川純、渡部敏裕、信濃卓郎 シロバナルーピンの放射性セシウム吸収と体内分配の品種間差 第59回アイソトープ・放射線研究会 2022.07
菅野 里美、藤村 恵人、古川 純、高橋 純子、李 晨煜、信濃 卓郎、Leonhardt Nathalie イネのカリウム・ナトリウム輸送体HKT2;1の欠損がセシウム吸収・輸送へ与える影響 第59回アイソトープ・放射線研究会 2022.07
Eguchi, T.,Kubo, K. and Shinano, T. Indices derived from Quantity/Intensity relationship analysis to detect soils with difficulty to manage radiocaesium uptake risk by crops based on exchangeable potassium. International Symposium on Managing Land and Water for Climate Smart Agriculture 25–29 Jul 2022 Vienna, IAEA Headquarters
Fujimura, S., Shinano, T. et al. Yearly changes in grain Cs-137 activity concentration in rice and soybean after the accident at the FDNPP.
International Symposium on Managing Land and Water for Climate Smart Agriculture 25–29 Jul 2022 Vienna, IAEA Headquarters
Maruyama, H., Suzuki, M., Shinano, T. et al. Exchangeable 137Cs of soil is crucial factor to explain the difference of 137Cs transferability from soil to plant
International Symposium on Managing Land and Water for Climate Smart Agriculture 25–29 Jul 2022 Vienna, IAEA Headquarters
Murashima, K. Effect of soil mineral balance on soybean Cs uptake mechanism. WCSS 2022, 2022.08 Glasgow (Poster)
Shinano, T. Radiocesium uptake by vegetables in different soils after nuclear accident of FDNPP. WCSS 2022, 2022.08 Glasgow (Oral)
丸山隼人・浅尾真結子・神山拓也・渡部敏裕・信濃卓郎 ダイズ根粒・菌根共生系における土壌リン獲得の制御機構 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
村島 和基・丸山 隼人・渡部 敏裕・信濃 卓郎 ダイズのCs 体内分配に関わるミネラルネットワークの経時的変動 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
熊谷起一･北岡哲･小濱諒太･丸山隼人･信濃卓郎･渡部敏裕 異なる窒素条件下において塩化ナトリウムがテンサイの生育に与える影響 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
外島海斗・丸山隼人・和崎淳・平舘俊太郎・神山拓也・信濃卓郎・渡部敏裕 硫気荒原に生息するツクシテンツキのアルミニウム耐性における硫黄の役割 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
山口夢乃・渡部敏裕・信濃卓郎・丸山隼人 アルミニウム集積植物メラストーマ (Melastoma malabathricum)の好アルミニウム性における鉄の関与 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
坂口文香・丸山隼人・佐々木孝行・西田 翔・和崎 淳・信濃卓郎・渡部敏裕 アルミニウム集積植物メラストーマにおけるFRD3タイプMATEのアルミニウム輸送への関与 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
菅あやね，丸山隼人，古川純，渡部敏裕，信濃卓郎 シロバナルーピンのセシウム吸収・分配における元素間相互作用 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
Muhamad Syaifudin, Masataka Suzuki, Hayato Maruyama, Katashi Kubo, Toshihiro Watanabe, Takuro Shinano A study on potassium application's effect on cesium and strontium uptake in soybean. 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
永山航平・菅井徹人・佐藤匠・神山拓也・市橋泰範・渡部敏裕・信濃卓郎・丸山隼人 ミナトカモジグサ菌根共生系におけるリン獲得の菌種特徴的分子機構 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
荒川竜太、鳥山星呂、アクリッシュ穂波、渡部敏裕、信濃卓郎、丸山隼人 パプリカ果実における部位別の元素動態と尻腐れ果発症との関係 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
東和喜・中尾淳・信濃卓郎・万福裕造・久保堅司・丸山隼人・佐藤孝・矢内純太 土壌への岩石粉末の散布による作物生育と二酸化炭素隔離へのco-benefit効果の解明 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
池田未来・中尾淳・信濃卓郎・藤村恵人・矢内純太 Mehlich 3抽出法―ICP測定により求めた可給態元素量と慣行法との比較 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
海野佑介・尹永根・鈴井伸郎・三好悠太・河地有木・久保堅司・橋本洋平・和崎淳・信濃卓郎 RIイメージング技術を活用した植物の低リンストレス応答が根圏土壌に与える影響の評価 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09 日本土壌肥料学会東京大会 2022.09
石井玲・丸山隼人・渡部敏裕・信濃卓郎・久保堅司 オーツ麦における穀粒生産性及び種子中ミネラル成分の品種間差調査 日本作物学会福島大会 2022.09.21-22
Shinano, T. The importance of exchangeable 137Cs to predict plant radioactivity. MITATE Lab Mid-Term Review Symposium 2022.10.06
Masataka Suzuki Study of RCs uptake by soybeans. CRP (FAO/IAEA) 2022.11.14 (Online)
村島 和基・外島海斗・渡部 敏裕・信濃 卓郎・丸山 隼人 異なる土壌養分条件における土壌からのCs移行に対するダイズの根粒着生の影響評価 日本土壌肥料学会北海道支部会 2022.12.1
鈴木政崇・丸山隼人・渡部敏裕・信濃卓郎 中長期的な有機肥料施与による作物の放射性セシウム吸収抑制の可能性 日本土壌肥料学会北海道支部会 2022.12.1
内林大志・平田聡・信濃卓郎 定植栽培による緑肥作物すき込み後の腐熟期間の短縮の可能性 日本土壌肥料学会北海道支部会 2022.12.1
永山航平・熊石紀恵・市橋泰範・渡部敏裕・信濃卓郎・丸山隼人 ミナトカモジグサにおける菌根形成とリン可給化機構のトレードオフ JCOM2022 札幌 2022.12.10
Takuro Shinano Carbon and Root. RIKEN seminar 2023.01.06 (Online)
T. Shinano Countermeasures for Radioactive Substances in Agriculture - Response to the FDNPP Accident. IER Seminar 2023.1.12 Fukushima Univ.
H. Maruyama, K. Kubo, A. Kan, J. Furukawa （農研機構、筑波大学との共同研究）
Functional analysis of transporters involved in radiocesium absorption and allocation in Lupin. 2023.02.13. ERAN, Fukushima
A. Maruo, T. Watanabe, A. Takeda, Y. Unno （環境科学研究所との共同研究）
Influence of rhizosphere effects on cesium dynamics in clay minerals. 2023.02.13. ERAN, Fukushima
M. Suzuki, N. Yamaguchi, T. Shinano, H. Tsukada （農研機構、福島大学との共同研究）
Plant availability of radiocesium in the soil organo-mineral. 2023.02.13. ERAN, Fukushima
M. Suzuki, K. Azuma, A. Nakao, Y. Manpuku, H. Maruyama, T. Watanabe, T. Shinano （京都府立大学、農研機構との共同研究）Influence of different soil dressing on radiocaesium uptake by crops. IER symposium 2023.2.14 IER workshop
交換態放射性セシウムを利用した植物への移行性の評価方法・土壌有機物の移行性に及ぼす影響解析 農林の放射性物質研究の情報交換会（第2回） 2023.3.9-10
これからの発表
パプリカ果皮内の元素組成および機能性成分に及ぼす窒素栄養条件の影響 荒川竜太・村島和基・丸山隼人・渡部敏裕・信濃卓郎 園芸学会 2023.3.19-20
トマト染色体置換系統における果実光合成の尻腐れ発症への関与の検討
長谷川公紀・北岡哲・丸山隼人・金山喜則・信濃卓郎・渡部敏裕 園芸学会 2023.3.19-20
紫外線と被食防衛 北岡哲・信濃卓郎・鈴木卓 森林学会 2023.3.27-29
Ayane Kan, Maria Heiling, Arsenio Toloza, Franck Albinet, Takuro Shinano, Gerd Dercon. Prediction of caesium dynamics in soil using Mid-Infrared Spectroscopy (MIRS) EGU 2023, 2023.April, Vienna
牛ふん堆肥を施用した除染後圃場におけるダイズおよびソバの生育と放射性セシウムの移行性 久保堅司、八戸真弓、佐藤 孝、丸山隼人、信濃卓郎 日本土壌肥料学会愛媛大会
2021年度のトピック
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植物栄養研究会において菅さんのポスターが若手ポスター賞を受賞しました。
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日本土壌肥料学会奨励賞に丸山先生が選ばれました。
2020年度のトピック
- ２０２０年度後期の「とびたて留学JAPAN」に藤本さん（M2)が採択されました。IAEAで半年間研究を行います。（コロナで行けませんでした。涙）
2019年度のトピック
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植物栄養研究会において青山さんのポスターが優秀ポスター賞を受賞致しました。
２０２１年４月１日より研究室名称を「作物栄養学研究室」に変更いたしました。新たな名前ではなく、以前の名前に戻しました。
自分たちの目指す研究の方向性において、常に人が介在していることを強く自分も、学生たちにも意識してもらいたいとの想いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
連絡先
北海道大学 農学部 作物栄養学研究室
〒060-8589 北海道札幌市北区北9条西9丁目
北海道大学農学部 本館南棟 2階
教授 信濃 卓郎 (S280 : TEL 011-706-4170)
准教授 渡部 敏裕 (S277 : TEL 011-706-2498)
助教 丸山 隼人 (S228 : TEL 011-706-3845)
学生部屋 S227 : TEL&FAX 011-706-3845
学生歓迎
当研究室で一緒に研究をしてみませんか？
学部や大学院で作物栄養学・植物栄養学を学び、研究したい人を募集しています。外部からの大学院入学希望者も歓迎です。
研究室訪問も随時受け付けています。
興味がある方は教員のメールアドレス（メンバー）へ直接お問い合わせください。